王子グループが国内外に保有する森林をはじめとする資源とその関連技術を最大限有効活用するため、資源環境ビジネスカンパニー内企業を包括した企画・管理・運営を行っています。
グループ内への原燃料資材の安定供給の他、さらなる資源の有効活用を目指した新規事業の立ち上げにも取り組んでいます。
パルプ事業、木材事業、植林事業、製紙原料等の調達関連事業の他、エネルギー事業などの新規ビジネスへの取り組みも行っています。
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セニブラ社(ブラジル)、パンパック社(ニュージーランド)を中心に、グローバルに事業展開し一層のパルプ事業拡大を図ります。また、従来のパルプ生産に加え、溶解パルプなど新しい用途のパルプの事業化を目指します。
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製材・合板・商材事業を積極的に進め、海外への新規展開も拡大していきます。
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王子グループへの安定的な原料供給のほか、製紙原料以外の用途への活用を図っています。
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王子グループが保有する森林資源や土地、設備といった資産をベースに、バイオマス発電や水力発電、地熱発電、太陽光発電などさまざまな再生可能エネルギーの事業化に取り組みます。
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王子グループのバイオマス発電所
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王子グループ向けの原燃料資材を安定的に供給します。
王子グループは、長年森林経営に取り組んでおり、現在は国内に19 万ha 、海外に25万haの森林資源を保有しています。植林の目的は製紙原料としての従来の利用に加え、製材、合板などの木材加工、バイオマス燃料など多様な資源利用により、木材資源の価値を最大限に引き出す総合林産業を目指すことです。
王子グリーンリソースは、保有する森林資源、長年に渡る森林経営の中で培った営林技術、育種研究技術等、様々な技術の有効活用策を新たな視点から模索することで、ビジネスチャンスの拡大につなげていきます。